PCX150(KF30)ボディマウントシールド装着状態

新型PCX150【KF30】に純正のロングスクリーン装着!身体は楽、加速アップとやっぱり効果は抜群

PCX150(KF30)ボディマウントシールド装着状態

新型PCX150【KF30】に純正のロングスクリーン(ボディマウントシールド)を装着したので、その手順を記事にまとめました。

スクリーンの効果は先代モデルに乗っていた時に嫌というほど味わっていたので、絶対に装着したいと思っていました。これをつけるとホント、運転が楽になります。

吹き出しアイコン

特に高速道路を走る時は絶対必要!といっていいくらいに思えます。

スクリーンの防風効果で上半身に当たる風がぐんと減ることで身体の踏ん張る力が少なくてすむので、運転後の疲労感が目に見えて軽くなるんですよね~

では前置きはこのくらいにして、さっそく取り付けていきます!
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PCX150【KF30】純正ロングスクリーンを装着する手順

PCX150(KF30)のフロント
ではスクリーンの取り付けですが、大まかに言って3つの工程があります。

ポイント①フロントカウルをはずす
②純正スクリーンをはずす
③ロングスクリーンを取り付ける

フロントカウルをはずす

PCX150(KF30)の正面から
まずはフロントカウル(赤色で囲った部分)を外していきます。そのためにまずはカウルを止めている2本のネジを外す必要があります。

PCX150(KF30)の正面から(拡大)
ネジは純正スクリーンの内側にあるので見えませんが下から覗くと・・・

PCX150(KF30)のカウルを止めているネジ
奥まったところに2本のネジがあります。

PCX150(KF30)のカウルを止めているネジを外しているところ
プラスドライバーで外します。

PCX150(KF30)のカウルを止めているネジ
外したネジはなくさないようトレーなどに保管しておきましょう。

PCX150(KF30)のフロントカウルを外す
いよいよカウルを外します。内装剥がしなどの先がヘラ状の工具をすき間に差し込んでこじります。マイナスドライバーでもいいですが傷がつきそうなので樹脂製の内装剥がしがいいと思います。

何箇所かこじっているうちにパキンという感じで爪が外れると思います。

PCX150(KF30)のフロントカウルを外す
カウルが浮き上がってきたら、写真のように横から手を入れて手前に向かってカウルを引き寄せます。最も大きなツメはボディの方向に嵌っているので、手前に引くことで外れやすくなります。

PCX150(KF30)のフロントカウルが取れたところ
無事にカウルが取れました。

PCX150(KF30)のフロントカウル裏のマジックテープ
カウルの先端はこんなふうにマジックテープでボディ側とくっついていました。

純正スクリーンをはずす

PCX150(KF30)の純正スクリーン横側
では続いて純正スクリーンをはずしていきましょう。といっても左右合計4本のボルト(赤で囲った部分)をはずすだけなので簡単です。

PCX150(KF30)の純正スクリーン横側のネジをはずす
奥のボルトは内側にあるので、長めのソケットレンチや継ぎ足しアダプタなどを使ってはずしましょう。サイズは10mmです。

PCX150(KF30)の純正スクリーン横側のネジをはずす
手前のボルトは六角レンチではずします。反対側も同じように作業します。

PCX150(KF30)の純正スクリーンをはずしたところ
これで最初からついていたスクリーンをはずすことができました。

ロングスクリーンを取り付ける

PCX150(KF30)の純正ボディマウントシールド
ではいよいよ、ボディマウントシールドを取り付けていきます。

じつはこの商品、パッケージに説明書が入っていません。そのかわりにマニュアルページへアクセスできるQRコードの用紙が入っており、ダウンロードすると以下のような説明書を見られます。

PCX150(KF30)ボディマウントシールドのマニュアル

でも、そんなに枚数があるわけでない(4枚)ですし、同梱しててくれてもいいのにと思いますね。

私は先代品の取り付けでマニュアルが入ってないのを知ってたのでいいですが、初見の方なら「何だこれ、説明書がはいってないんだけど・・・」と一瞬焦るんではないでしょうか。

PCX150(KF30)の純正ボディマウントシールドに金具を取り付け
マニュアル通りに、スクリーンをボディへ取り付けるための金具をネジ止めします。

PCX150(KF30)の純正ボディマウントシールド装着のためのネジ穴
今回の作業で最も手こずった工程なので記載します。これはボディマウントシールドをボディに取り付ける際に必要なパーツになります。

穴の部分はネジが切られており、これをボディにはめ込むことでスクリーンのネジ穴になるんですが、とにかく指定位置にはめ込むのがものすごい大変でした。

PCX150(KF30)の純正ボディマウントシールド装着のためのネジ穴パーツを入れる部分
矢印のところにこのネジ穴パーツをスライドするように挿入するんですが、パーツの角がボディに当たってなかなか入らないんです。仕方がないので金ヤスリでパーツの角を少し削ってはめ込みました。

PCX150(KF30)の純正ボディマウントシールド装着のためのネジ穴パーツを入れたところ
装着するとこんな感じになります。

PCX150(KF30)の純正ボディマウントシールド装着のためのネジ穴パーツ
小さなパーツで作業の際に落としてしまうと怖いので、こんな風に糸を通して作業しました。手や指とくくりつけておけばボディ内部への落下を防げます。

PCX150(KF30)の純正ボディマウントシールド装着のためのネジ穴パーツを入れたところ
反対側はなぜかすんなりと入りました。はめ込み穴の成形がけっこう適当なのかもしれません。

PCX150(KF30)の純正ボディマウントシールドを取り付け
あとは金属製のスペーサーをそれぞれのボルト穴に通し・・・

PCX150(KF30)の純正ボディマウントシールドを取り付け
10mmボルトでボディマウントシールドを取り付けていきます。

PCX150(KF30)の純正ボディマウントシールドを取り付け完了
4箇所しっかりとネジ止めすれば完了です。

PCX150(KF30)の純正ボディマウントシールドを取り付け後カウルを戻す
最後にフロントカウルを取り付け。2箇所のネジも忘れないよう締めておきましょう。これで純正ボディマウントシールドの装着は完了です!

【見た目の変化】個人的にはバランスがよくなった

純正ボディマウントシールドを装着したPCX150(KF30)
日差しがキツすぎて写真を撮りにくかったので曇るのを待って撮影。

個人的には、ロングスクリーンのほうがボディとのバランスがいいように思います。リアボックスもあって完全おっさん仕様ですが、やっぱりかっこいいです♪

純正ボディマウントシールドを装着したPCX150(KF30)
色も完全に透明なので夜でも安心ですね。

純正ボディマウントシールドを装着したPCX150(KF30)
KF30は特に、この斜め後ろからの見た目が好きなんですよね~

純正ボディマウントシールドを装着したPCX150(KF30)
私の身長(168cm)だとだいたい目線はこんな感じです。スクリーンの上端でも目線よりは下なので、常に視界に入って邪魔ということはありません。

【走りの変化】同じ速度でも圧倒的に楽に

スクリーンの目的は前から受ける風を防ぐことですが、効果ははっきりいって想像以上です。

まず、スクリーンなしと比べて同じ速度でも運転の楽さが圧倒的に上です。理由は身体に受ける風が減るので、支えるための力が少なくて済むからです。

この効果は50km~60kmで走る一般道でも感じられますし、高速道路になるとより顕著に。

一度ロングスクリーンの効果を味わうと、もう二度とスクリーンなしで高速は走りたくない!と思ってしまいます。

また、物理的に前方を守られている安心感も捨てがたいですね。特に夏とかだと虫が身体やヘルメットに当たることがありますが、ロングスクリーンなら防いでくれます。

特に高速道路だと飛び石とかも怖いので、安全面からもロングスクリーンは有効ですね。

加速や巡航がよりスムーズに

身体への風が少なくなることにも関係しますが、スクリーンがない時にくらべて加速や高速巡航がスムーズに感じます。

PCX150は本当にスルスルッと速度が伸びますが、スクリーンを付けた後は思ったより速度が出ている、ということが以前より増えました。

感覚的にはあっという間に法定速度に達してしまうのでスピード違反には注意です。

あとこれは大きな声ではいえませんが、スクリーン装着後のほうが最高速が伸びました(といっても4km/hほどですが)。しかも100kmくらいでの巡航が風圧が少ないのもあってより楽になりました。

一般道はもちろん、高速道路を走る機会が多いならロングスクリーンは必須だと思います。
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PCX150【KF18】純正ロングスクリーンを装着する手順

最近台風や秋雨前線でスカッと晴れた空が皆無の毎日ですね~

もっとPCX150に乗っていろんなところへ行ってみたいのですがやきもきな感じです。

さて、納車から現在(走行距離1000kmちょっと)までに何回か自動車専用道路を走行したのですが、やはり風の抵抗がとてつもなくてすごい疲れていました。

PCX150(125も含む)には一応純正のスクリーンが装着されているのですが、たぶんこれの風防効果はほとんどありません。

正面からはもちろん、カウルによって複雑に軌跡を曲げられたであろう風があらゆる方向から身体を襲います。

もともとエンジン音の静かなスクーターですが、80kmあたりから風のビュゴォォぉという音にかき消されるほど。

一般道を法定速度+αで流すだけならノーマルの風防でも不満はないと思いますが、ペースの速いバイパスや高速道路を走るならロングスクリーンへの換装は必須かと思います。

ということで!ロングスクリーンを自分で装着しました。

買ったのは「ボディマウントシールド」という、ホンダの純正品になります。

ホンダ純正「ボディマウントシールド」外箱

ボディマウントシールドの中身

マニュアルのダウンロード先
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この商品は取り付けマニュアルは同梱されておらず、ネットのホンダ純正オプションパーツのマニュアルページからダウンロードする形になります(三枚目の写真がダウンロード先の案内です)。

マニュアルは以下の4枚になります。手順的にはそれほど多くはなく、加工といった工程もありません(社外品だとものによっては純正スクリーンに穴をあける作業が必要な場合も)。

そのあたりはさすが純正、という感じですね。

ボディマウントシールドの取り付けマニュアル1枚目
ボディマウントシールドの取り付けマニュアル2枚目
ボディマウントシールドの取り付けマニュアル3枚目
ボディマウントシールドの取り付けマニュアル4枚目

では作業開始!

この申し訳程度の純正スクリーンともおさらばです。

ボディマウントシールドの取り付け工程1

作業はマニュアルの順番どおりにやります。まずは、左右のミラーを外す必要があります。

ボディマウントシールドの取付工程2

根本のゴムパーツはただ被さっているだけなので上にずらすと、取り付けボルトが見えてきます。

ボディマウントシールドの取付工程3

モンキーレンチやスパナでボルトを緩めます。

ボディマウントシールドの取付工程4

ミラーがはずれました。

ボディマウントシールドの取付工程5

次は台座部分を外します。ここはけっこう固く締まっていたので、力を入れやすくてネジ穴も舐めにくいメガネレンチを使いました。

ボディマウントシールドの取付工程6

これでミラーと台座部分がすべて外れました。反対側も同じようにして取り外します。

ボディマウントシールドの取付工程7

次はマニュアル2枚目の部分、ライトの下にあるフロントグリル(カウル)を外す作業に入ります。

ボディマウントシールドの取付工程8

ここでちょっとつまづきました。

マニュアルには「図のように車両の部品を取り外す」とだけ書かれていて、すでに外されたフロントグリルのイラスト。

つまり、グリルをどうやって外すかが書かれていません。。

もちろんボディを外から見てもどこから外せるのか見当もつきません。ですのでネットで検索して外し方を紹介している方のサイトを参考にしました。

まずはスクリーンの下にある、カウルを止めている2本のネジをプラスドライバーで外します。

ボディマウントシールドの取付工程11

次にバイクの正面に立ち、以下の部分を両手で押さえながら、手前(自分側)に引き寄せるように力を加えます。

ボディマウントシールドの取り付け工程9

内側にあるプラスチックの爪で止められているので少々力がいりますが、グッと引っ張ると・・・バキッと若干怖い音がしてカウルが外れます。

ここが今回の作業の山だと思うので、無事にできればあとはもう大丈夫だと思います。

ボディマウントシールドの取付工程10

万が一爪が折れたりするとまずいので、外す時に無理に上下左右にこじったりしないようにしましょう。

これでいよいよ、純正スクリーンを外すことができます。スクリーンは左右2本ずつ、計4つのボルトで固定されています。

ボディマウントシールドの取付工程12

ボルトと、くっついているプラスチックのワッシャもすべて外します。

ボディマウントシールドの取付工程13

これでいよいよ、純正スクリーンが取り外せます。

ボディマウントシールドの取付工程14

カウルとスクリーンがない状態です。

ボディマウントシールドの取付工程15

ここから次は、ロングスクリーンの装着にはいります。

まずは、ミラー台座のネジ穴にプラスチックのカバーを入れて穴を塞ぎます。このネジ穴はもう使いません。後に出てくる、新たなミラー取り付け台座の方を使うからです。

ボディマウントシールドの取付工程16

これが結構固くて手では最後まで押し込めなかったので、ドライバーのグリップ部分(プラスチックを傷めない樹脂のもの)で叩いて挿れました。

ボディマウントシールドの取付工程17

次は、新たなミラー取り付け台座を装着します。これがそのパーツですね。

ボディマウントシールドの取付工程18

こんな感じに、ミラー台座パーツのボルトをいったん外したあと、この台座を挟み込んでから付属の長いボルトを使って取り付けます。

ボディマウントシールドの取り付け工程19

これも左右とも取り付けます。

ボディマウントシールドの取付工程20

そして新しいパーツのネジ穴に外しておいたミラーの台座パーツをねじ込みます。

ボディマウントシールドの取付工程21

あとはミラーを元通りに取り付けます。

ボディマウントシールドの取付工程22

これで新しい台座へのミラーの取り付けも完了。最後はいよいよロングスクリーンの装着です。

ボディマウントシールドの取付工程23

まずこれが、スクリーンとボディをねじ止めるための金具です。写真の順番でボルトやワッシャーを装着します。

ボディマウントシールドの取付工程24

スクリーンにネジ止めた所です。

ボディマウントシールドの取付工程25

左右ともに取付金具を装着します。

ボディマウントシールドの取付工程26

純正シールドを外した時のネジ穴に、取付金具を装着したボディマウントシールドをネジ止めしていきます。この辺りはさすが純正といった感じで、ネジ穴がぴったりと合います。

ボディマウントシールドの取付工程27

ちょっと奥まっているので長めのソケットやエクステンションバーなどを使うとやりやすいですね。あと余談ですが、ネジを強く締め込む時はラチェットを使わないようにしましょう。

力を掛けすぎるとギア式のラチェットが破損する場合があります。この場合は写真のようなスピンナーハンドルを使うのがいいですね。

ボディマウントシールドの取付工程28

4箇所きっちり締め込んだら取り付け完了です!

ボディマウントシールドの取付工程29

風防の効果は?

身体に当たる風が減ったことで、高速道路での快適性が段違いに向上しました。

風防の上端がちょうどアゴあたりになるので、顔や頭には風が当たるのですが、それまでの身体全体で受け止めていた風圧が減ったので高速巡航がかなり楽に。

ちょっと頭を屈んで風防を盾にすれば、エンジン音もはっきり聞こえるくらい風の遮断効果を感じます。

また、少々の雨でも身体の体幹部分はほとんど濡れなくなります。もちろん横殴りの雨とかだと効果はありませんが、身体が濡れにくくなっただけでも快適性がかなりアップしました。

特に最近年のせいか、下腹部が冷えるとすぐにお腹を壊してしまうんですね・・・。

あと、風防によって横風などには逆に弱くなるかと懸念していましたが、これもそうでもないです。

下道はもちろん、高速道路でもシールドのせいで車体がふらつきやすくなるといったことはありません。逆に風防に前から風が当たることで下向きの力が発生するのか、前輪の設置感や直進性が上がったようにも思えます。

いや〜、これは一度つけると元には戻れないですね。
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