【1000円以下】バイクのスマホホルダーに付けるサンシェードを自作したので手順を解説

自作のスマホ用サンバイザーを手に持ったところ

こんにちは、PCXおじさんです。

PCX150に乗る時はスマホをハンドルにマウントしたホルダーに付けていますが、ここ連日の猛暑で悲鳴をあげています。

強烈な日差しに晒されて限界を越えると、画面に「高温注意」と表示され、いっさいの操作ができなくなってしまいます。こうなるともうお手上げ。

なので、太陽光を防ぐサンシェードを自作してみました。

100均やホームセンターで買える材料で、安く簡単に作れるので、私と同じようにスマホの熱対策に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください~

ご注意

※もし製作される場合は自己責任でお願いします。制作中のケガや使用時の故障などのトラブルが発生しても責任は負えませんのでご了承ください。

自作のスマホサンシェードの作業手順

自作スマホサンシェードの材料・工具
自作のスマホ用サンシェードを作るための材料と工具はこちらです。

サンバイザー、マジックテープ、両面テープ、サンシェード接続用の金具(18cm×2cm)、ペンチ、ハサミ。

材料はどれも100均やホームセンターで簡単に手に入りますし、費用も1,000円もあれば十分です。ちなみにサンバイザーはホームセンターより百均で買った方が安いです。私はダイソーで200円で手に入れました。

自作スマホサンシェードの製作工程16
これが完成した商品です。スマホホルダーに金具を両面テープで接着し、切り取ったサンシェードをマジックテープでくっつけていると言うシンプルな作りです。

私のスマホホルダーはカエディアのワイヤレス充電式のものです。

特に難しい作業工程もありませんので、工作が苦手な方でも問題ないと思います。では製作を始めていきましょう。

自作スマホサンシェードの製作工程1
まずは金具をペンチで加工します。

金具は18cm×2cmのものを使っていますが、お持ちのホルダーやスマホによって最適な大きさは変わると思いますので、だいたいの目安としてお考えください。

ペンチはラジオペンチのように先の細いものより、写真のようなごつい物がよいでしょう。

自作スマホサンシェードの製作工程2
こんな感じで端の部分を90°にぐいっと折り曲げてください。

自作スマホサンシェードの製作工程3
あまり分厚い金具だと折り曲げるのが大変になるので、ほどほどに薄めの金具(厚さ1mmほど)がおすすめ。

素材はアルミニウムだとボキッと折れる可能性があるので、鉄やステンレスがよいかと思います。

自作スマホサンシェードの製作工程4
反対側も同じように折り曲げれば完了です。

自作スマホサンシェードの製作工程5
では、加工した金具をスマホホルダーに取り付けていきます。

自作スマホサンシェードの製作工程6
両面テープはできるだけ粘着力の強いものを使ってください。私は以下のものを用意しました。

ニトムズ以外だと3Mの商品もおすすめです。

もしここが走行中に外れると、サンバイザーが顔に飛んでくる危険もあるので、粘着力と耐候性の高い屋外用の両面テープを推奨します。

自作スマホサンシェードの製作工程7
こんな感じでしっかりと貼り付けましょう。

自作スマホサンシェードの製作工程8
これで取り付け部分の設置は完了です。

この両面テープですが、粘着力は相当なものです。剥がす方向に金具を引っ張ってみましたがビクともしません。逆に金具のほうが折れ曲がってしまいそうなので止めました。

自作スマホサンシェードの製作工程9
次はサンバイザーの加工です。

このままの形ではうまくホルダーに取り付けられないので、余計な部品(頭に嵌める輪の部分)を外し、バイザーをちょうどいい形にカットする必要があります。

自作スマホサンシェードの製作工程10
まずはサンバイザーの根元の部分をはさみでカットします。

自作スマホサンシェードの製作工程11
端に縫い付けられている布を剥がしていきます。サンバイザーごと糸で縫い付けられていたので、針の穴がたくさん見えていますね。

自作スマホサンシェードの製作工程12
ハサミを使って穴の内側辺りを一回り小さくカットしていきましょう。形や大きさは特に決まりはありませんので、ご自分の取り付け環境にあった形にすればいいと思います。

小さくするぶんにはいくらでも修正が効きますので、最初から大きく切りすぎない方がいいとは思います。

自作スマホサンシェードの製作工程13
サンバイザーの加工が終わったら、いよいよスマホホルダーとの取り付けです。マジックテープにしたのは、角度の調節が後からでも簡単にできると思ったからです。

とはいえ走行中に外れると危ないので、写真にあるような粘着力の強いものを選びましょう。

後で調べたらこんな商品もありました。車の内装小物用マジックテープで、より粘着力が強そうですね。こっちのほうがいいかも。

AMON(エーモン)ロックファスナー N908 25X150mm リモコン・車内小物などの取り付けに
エーモン(amon)

自作スマホサンシェードの製作工程14
こんな感じでマジックテープを金具に貼り付けます。

自作スマホサンシェードの製作工程15
サンバイザー側にもテープを貼り付けます。

自作スマホサンシェードの製作工程16
後はマジックテープを貼り合わせれば完成!

自作スマホサンシェードの製作工程17
マジックテープの粘着力も問題なし。なかなかシンプルでいい感じではないでしょうか?

走行テスト

実際にサンバイザーを取り付けて走行してみました。

若干風によってバイザーがたわむ感じはあるものの、外れるようなことはありませんでした。ただ、マジックテープの粘着が時間とともに弱まっていく感じがあります。少し剥がれても手で押さえれば再びくっつくのですが、いちいちつけ直すのは面倒かもしれません。

肝心の日除け効果はバッチリでした。バイザーがスモークながらもやや半透明なので、画面の視認性もそこまで悪くなりません。

金具とバイザーの取り付けに関しては、両面テープでがっちり固定するのもいいかもしれません。一度つけたらそう動かすものでもないですし。

自作のサンバイザーは、もちろん既製品に比べれば見た目や完成度は低いですが、日光を遮断する機能は十分実用に耐えるものだったので満足です。

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ABOUTこの記事をかいた人

PCXが好きなただのおっさんです。現在は2代目から3代目(KF30)に乗り換えました。PCX150のことやカスタム、ゴープロを買ったので走行動画なんかもぼちぼちアップできたらと思っています。これ1台で日本のすべての公道を走れ、必要十分なパワー、見た目もかっこいいと三拍子そろった最高のスクーターだと思っています。