バイクで服が受ける風ってけっこう馬鹿にできない|高速で一車線流されて怖い思い

こんにちは。みなさんはスクーターやバイクに乗る時、どんな格好をすることが多いですか?

ガチなバイク乗りの方とかだとライダースジャケットにライディング用のブーツなどが思い浮かびますが、さすがに普通のスクーターでその格好はちょっと気合が入りすぎですよね。

街へ出かけるのと同じ格好で気軽に乗れるのがスクーターのいいところだとは思いますが、とはいえスクーターと言えどバイクと同じ二輪ですので、やっぱり転倒したときにあまりに危険すぎる服(短パンとかサンダルとか)は避けたいもの。

ちょうど今くらいの秋から冬にかけては、朝晩と日中での気温差も大きく、服の選び方が本当に難しいですよね。

そうそう、それでこないだ、服のせいでちょっと怖い思いをしたんです。

場所はとある自動車専用道路(バイパス)を80〜90kmで走っている時でした。

上はオックスフォードシャツのような、割りとゆったりめのシャツを着ていたんですが、この速度で走っているとけっこう風を受け、たなびいていたんです。

すると、風向きが前から横になった時に、服がちょうど旗のように風を思い切り受け、車体がどんどん右のほうに。

その時はタイヤの接地感が薄れ、走っているというより滑っているような感覚になり、右に流れていく車体を制御することができませんでした。

幸い、その時右の追い越し車線には車がいなかったので何も起きなかったのですが、たとえば右車線に追い越し中の車や大型トラックなどが走っていたら・・・と思うとぞっとします。

おそらく風が強かったので、どんな服を着ていてもコントロールが難しかったのはあると思いますが、広くたなびいて風を受けるシャツを着ていたからこそ、より強く風の影響を受けたと感じます。

街中を低速で流している時はあまり気にすることはないと思いますが、やっぱり高速道路などを走る時は風の抵抗を考えた服装にしないと、と強く思いました。

とりあえず合皮のジャケット購入

合皮のライダースジャケット

ちょうど今週末に名古屋まで行く用事があるので、タイミング的にもいいと思い購入したのがこの合皮のジャケット。

さすがに本革はちょっと手がでません。

とはいえ、最近の技術はすごいというか、パッと見で合皮なのか天然革なのか判断がつきにくいほど。これが在庫セール中で半額の3,900円で買えたのはめちゃくちゃラッキー。

合皮のライダースジャケット

調べたらこういう合皮をPUレザーというようですね。

PUというのは「ポリウレタン樹脂」の頭文字からとったもので、いわゆるフェイクレザーのことを指します。

表面を天然の革そっくりに処理(加工)しており、革とちがって水にも強くメンテナンスもカンタン。風もあまり通さないので防寒性にも優れています。

よく似たものにPVCレザーというのもあるそうです。

【参考】人工皮革と合成皮革

適度なぴっちり具合ですが、柔らかいので伸びるし乗車中の姿勢にも問題がなさそう。

さっそくこれを着て軽く走ってきました。その感想は・・・

本当に、ぜんぜん違う!

服ひとつでこんなに走りやすさが変わるのか、とちょっと不思議な感覚になるほど、風の抵抗がぐっと抑えられます。

どうしてバイクのライディングジャケットはぴったりした革のものが多いのか、理由がわかった気がします。

風は、本当にバカにできないですね。今度の名古屋ツーリングも、これで快適に行けそうです。

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ABOUTこの記事をかいた人

PCXが好きなただのおっさんです。現在は2代目から3代目(KF30)に乗り換えました。PCX150のことやカスタム、ゴープロを買ったので走行動画なんかもぼちぼちアップできたらと思っています。これ1台で日本のすべての公道を走れ、必要十分なパワー、見た目もかっこいいと三拍子そろった最高のスクーターだと思っています。